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VMware vSphere ESXi 7

 OSインストール

PRIMERGY TX1310 M3 に ESXIi 7u2 をインストール

目次

1.製品カタログ

製品カタログ1(PRIMERGY TX1310 M3)

製品カタログ2(PRIMERGY TX100 S3)

2.ハードウェア構成

HW構成1(PRIMERGY TX1310 M3)

HW構成2(PRIMERGY TX1310 M3)

HW構成3(PRIMERGY TX100 S3)

3.ソフトウェア構成

SW構成1(PRIMERGY TX1310 M3)

SW構成2(PRIMERGY TX1310 M3)

SW構成3(PRIMERGY TX100 S3)

4.組み立て(簡易版:PRIMERGY TX1310 M3 1台のみ)

ストレージセット

NVMe .2 SSD PCI セット

5.OSインストール

VMware ESXi 7.0 インストール

6.OS設定

VMWare ESXi 7.0 基本設定

PowerCLI準備

PowerCLI バッチ処理

ESXi 7.0 設定確認


1.製品カタログ

製品カタログ1(PRIMERGY TX1310 M3)

PRIMERGY TX1310 M3
モデル 3.5インチモデル
搭載可能電源 250W電源
形状 タワー
CPUソケット数・種類 インテル® Xeon® プロセッサーE3-1200v6 製品ファミリー ※ 詳細は富士通のシステム構成図を参照
メモリスロット数・種類 4 スロット, DDR4 2400MHz Unbuffered DIMM
メモリ最大容量 64GB(2400MHz Unbuffered DIMM)
内蔵ストレージ搭載位置・数・種類 最大4{HDD:SATA ※ホットプラグ非対応}
内蔵ストレージ最大容量 48TB(SATA HDD)
5インチベイ数・種類 1 x 5インチハーフハイトベイ
内蔵ODD オプション(Ultra Slim ODD:DVD-ROMユニット, DVD-RAMユニット, Blu-ray Writerユニット)
内蔵バックアップ装置 オプション(データカートリッジドライブユニット)
PCI-Express 3.0 x16レーン(x16ソケット) 1(Full Height)
PCI-Express 3.0 x4レーン(x16ソケット) 1(Full Height)
PCI-Express 3.0 x1レーン(x1ソケット) 2(Full Height)
ストレージコントローラ 標準搭載(オンボードSATAコントローラ)
ネットワークインターフェース(オンボード) 標準搭載[1ポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T択一)]
インターフェース USB 8ポート(USB3.0 前面×2 / 背面×4, USB2.0 背面×2)、ディスプレイポート×1、オプション:シリアルポート(D-SUB 9ピン)×1
ハードウェア監視 なし
ソフトウェア監視 ServerView Suite(ServerView Operations Manager & ServerView Agents)(*1)
キーボード/マウス オプション(USBキーボード、USBマウス)
セキュリティチップ オプション(TPM1.2/2.0モジュール:TCG準拠)
電源入力電圧(周波数)[入力コンセント形状] AC100V(50Hz/60Hz)平行2Pアース付き[NEMA 5-15準拠] / AC200V(50Hz/60Hz)NEMA L6-15準拠 / IEC 60320準拠
電源冗長 なし
消費電力/発熱量/皮相電力 100V時 最大130W / 468.0kJ/h / 133VA
エネルギー消費効率(2021年度基準)(*2) 14.9(区分1)
外形寸法(W×D×H) / 質量 180×313×374mm / 最大12kg
使用環境
周囲温度:10~40℃ / 湿度:10~85%(ただし結露しないこと)
騒音値(*3) 約26dB(A)(実測値)
標準保証 1年間翌営業日以降訪問修理(月曜~金曜、9:00~17:00(祝日および年末年始を除く))
*1) SERVERVIEW SUITEの使用権はサーバ本体に対し無償で付与しておりますが、インストール時等、本媒体が必要となりますので添付品の内容をご確認の上、必ず手配をお願いいたします。
(*2)エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定した中央演算処理装置(CPU)、補助記憶装置(ストレージ)および主記憶装置(メインメモリ)の消費電力あたりの性能を幾何平均したものです。
(*3)ファンが通常時以上に稼働する電源投入時や高温環境時、装置構成により、通常運用時を上回る騒音値となる場合がありますので、ご留意ください。

 

製品カタログ2(PRIMERGY TX100 S3)

PRIMERGY TX100 S3p
モデル 3.5インチモデル
搭載可能電源 250W電源
形状 タワー
CPUソケット数・種類 インテル® Xeon® プロセッサーE3-1200v2 製品ファミリー ※ 詳細は富士通のシステム構成図を参照
メモリスロット数・種類 4 スロット, DDR3 1600MHz Unbuffered DIMM
メモリ最大容量 32GB(1600MHz Unbuffered DIMM)
内蔵ストレージ搭載位置・数・種類 最大4{HDD:SATA ※ホットプラグ非対応}
内蔵ストレージ最大容量 16TB(SATA HDD)
5インチベイ数・種類 2 x 5インチベイ
内蔵ODD オプション(Slim ODD:DVD-ROMユニット, DVD-RAMユニット,)
内蔵バックアップ装置 オプション(データカートリッジドライブユニット)
PCI-Express 3.0 x16レーン(x16ソケット) 1(Full Height)
PCI-Express 3.0 x8レーン(x8ソケット) 1(Full Height)
PCI-Express 2.0 x4レーン(x4ソケット) 2(Full Height)
PCI-Express 2.0 x1レーン(x4ソケット) 2(Full Height)
ストレージコントローラ 標準搭載(オンボードSATAコントローラ)
ネットワークインターフェース(オンボード) 標準搭載[2ポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T択一)]
インターフェース USB 8ポート(USB2.0 前面×2 / 背面×6 / 内部×1)、ディスプレイ(アナログRGB)×1、シリアルポート(D-SUB9ピン)×1
ハードウェア監視 なし
ソフトウェア監視 ServerView Suite(ServerView Operations Manager & ServerView Agents)(*1)
キーボード/マウス オプション
セキュリティチップ オプション (TCG 1.2準拠)
電源入力電圧(周波数)[入力コンセント形状] AC100V(50Hz/60Hz)平行2Pアース付き[NEMA 5-15準拠] / AC200V(50Hz/60Hz)NEMA L6-15準拠 / IEC 60320準拠
電源冗長 なし
消費電力/発熱量/皮相電力 最大209W / 752.4kJ/h
エネルギー消費効率(2021年度基準)(*2) インテル® Xeon® プロセッサー E3-1220v2:0.22(AAA) / E3-1230v2:0.19(AAA) (I区分)
外形寸法(W×D×H) / 質量 180×313×374mm / 最大12kg
使用環境 周囲温度:10~40℃ / 湿度:10~85%(ただし結露しないこと)
騒音値(*3) 約26dB(A)(実測値)
標準保証 1年間翌営業日以降訪問修理 (月曜~金曜、9:00~17:00 (祝日および年末年始を除く))

 


スキル VMWare ESXi
PowerCLI
PRIMERGY TX1310 M3

2.ハードウェア構成

HW構成1(PRIMERGY TX1310 M3)

PRIMERGY TX1310 M3
CPU インテル® Xeon® プロセッサー E3-1220V6
メモリ  40GB(2400MHz Unbuffered DIMM ECC)
内蔵ストレージ

Crucial SSD 1000GB MX500 (SSD SATA 6Gbps)

Western Digital WDS500G2B0A-EC (SSD SATA 6Gbps)

SSD 3D NAND M.2 2280  256GB(SATA(NVMe スロット))

※ nvme 構成図に無い隠しスロット

内蔵ODD オプション(Ultra Slim ODD:DVD-ROMユニット, DVD-RAMユニット, Blu-ray Writerユニット)

PCI-Express 3.0 x

16レーン(x16ソケット)

MSI RTX3060

PCI-Express 3.0 x

4レーン(x16ソケット)

evga RTX2060

PCI-Express 3.0 x

1レーン(x1ソケット)

インテル PRO/1000 PT デュアルポート サーバ・アダプタ EXPI9402PT

PCI-Express 3.0 x

1レーン(x1ソケット)

SSD 3D NAND M.2 2280  1TB(Gen3 レーン1)

 

HW構成2(PRIMERGY TX1310 M3)

PRIMERGY TX1310 M3
CPU インテル® Xeon® プロセッサー E3-1220V6
メモリ  32GB(2400MHz Unbuffered DIMM ECC)
内蔵ストレージ

Crucial SSD 1000GB MX500 (SSD SATA 6Gbps)

SSD 3D NAND M.2 2280  256GB(SATA(NVMe スロット))

※ nvme 構成図に無い隠しスロット

内蔵ODD オプション(Ultra Slim ODD:DVD-ROMユニット, DVD-RAMユニット, Blu-ray Writerユニット)

PCI-Express 3.0 x

16レーン(x16ソケット)

無し

PCI-Express 3.0 x

4レーン(x16ソケット)

SSD 3D NAND M.2 2280  1TB(Gen3 レーン1)

PCI-Express 3.0 x

1レーン(x1ソケット)

インテル PRO/1000 PT デュアルポート サーバ・アダプタ EXPI9402PT

PCI-Express 3.0 x

1レーン(x1ソケット)

PT3 Rev.A

 

HW構成3(PRIMERGY TX100 S3)

PRIMERGY TX100 S3p
CPU インテル® Xeon® プロセッサー E3-1220V6
メモリ  24GB(2400MHz Unbuffered DIMM ECC)
内蔵ストレージ

Crucial SSD 1000GB MX500 (SSD SATA 6Gbps)

SSD 3D NAND M.2 2280  256GB(SATA(NVMe スロット))

※ nvme 構成図に無い隠しスロット

内蔵ODD オプション(Ultra Slim ODD:DVD-ROMユニット, DVD-RAMユニット, Blu-ray Writerユニット)

PCI-Express 3.0 x

16レーン(x16ソケット)

無し

PCI-Express 3.0 x

4レーン(x16ソケット)

SSD 3D NAND M.2 2280  1TB(Gen3 レーン1)

PCI-Express 3.0 x

1レーン(x1ソケット)

インテル PRO/1000 PT デュアルポート サーバ・アダプタ EXPI9402PT

PCI-Express 3.0 x

1レーン(x1ソケット)

PT3 Rev.A

 


3.ソフトウェア構成

SW構成1(PRIMERGY TX1310 M3)

ホストOS VMWare ESXi 7u2 Essential
ゲストOS 1 vCenter ESXi 管理
ゲストOS 2 CentOS 7 Webサーバ
ゲストOS 3 CentOS 7 ビデオサーバ
ゲストOS 4 Windows SV 2016 ユーザ管理
DNS

 

SW構成2(PRIMERGY TX1310 M3)

ホストOS VMWare ESXi 7u2 Essential
ゲストOS 1 CentOS 7 ユーザ管理
DNS
プロキシ
通信フィルタ
ゲストOS 2 Ubuntu 20 機会学習

 

SW構成3(PRIMERGY TX100 S3)

ホストOS CentOS 7
ゲストOS 1 CentOS 7 構成管理と自動化システム

 


4.組み立て(簡易版:PRIMERGY TX1310 M3 1台のみ)

 

ストレージセット

ここからは、NVMe.2 SSD の組み込みを行っていきます。

このサーバーは本番機のため、グラボは載せません。

NVMe.2 SSD 256 GB は OSインストール用に、

NVMe.2 SSD  1TB はデータ転送等の検証用に利用予定です。

では、組み立てていきます。

まずは、ふたを開けます。

 

ⅰ.隠しスロットルに NVMe.2 SSD 256GBを差す

「ここに隠しスロットがある」と表記がある通り、

赤ケーブルの裏側に NVMe.2 のスロットがあります。

ただ、スロットはありますが、SATA3で機能します。

そのため、NVMe.2 の機能はフルに活用できません。

また、相性もあるようで認識しなかったという声もネット上では出ています。

富士通の仕様書にも記載のないスロットルのため、自己責任となります。

今回は隠しスロットルに NVMe.2 SSD 256GB を入れます。

 

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NVMe .2 SSD PCI セット

ⅰ.青い PCI (Gen3:レーン1)にNVMe.2 1TB を差す

PCI にはNVMe.2SSD 1TB を指します。

以下の3つを組み合わせます。

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下記は組み立て完了写真

 

ⅱ.組み込み図

今回の追加組み込みはこれで完了になります。

この後、ESXi 7.0 をインストールしていきます。

 


5.OSインストール

VMware ESXi 7.0 インストール

インストールを始めます。

PRIMERGY TX1310 M3 にインストールしておりますが、

奇麗な画像を用意できなかったので、

PRIMERGY RX100 S7 のiRMC ビデオリダイレクション機能を利用し、

手順を作成しております。

DVDROMとストレージ選択以外では差分はありません。

 

・サーバの電源を入れて、VMWare ESXi 7.0 のインストールディスクをセットします。

 

・Fujitsu のロゴが出てくるので「F12」を連打し「Boot Menu」へ 

 

・Boot MenuでDVD ROMデバイスを選択しEnter キーを押下します。

 

・「ESXi-7.0.2-xxxxxxxxxxxx-standard Installer」を選択してEnterキーを押下します。

※ 数秒待っていれば、自動で先に進みます

 

・ESXi インストーラ起動画面が出るまで待ちます。

 

・ひたすら待ちます。

 

・「Welcom to VMware ESXi 7.0.2 Installation」が出たらEnterキーを押下します。

 

・「End  User License Agreement (EULA) 」が表示されたら「F11」キーを押下します。

 

・インストーラーが走るので待ちます。

 

・「Select a Disk to Install or Upgrade」画面でOSインストール先のストレージを選択します。

選択したら(選択ストレージは黄色)Enterキーを押下します。

※ 画面では SSD が表示されていますが、

今回の構成ではNVMe SSD 256GB を選択しています。

 

・「Scanning」が走ります。

 

・すでに何かインストールされている場合は下記選択画面が出ます。

今回はストレージの初期化も行いたいので「Install ESXi, overwrite VMFS datastore 」を

選択しEnterキーを押下します。

 

・「Please select a keyboard layout」では「Japanese」を選択しEnterキーを押下します。

 

・「Enter a root password」では、管理者ログインパスワードを入力しEnterキーを押下します。

 

・「not support」のような画面が出てきますが、無視してEnterキーを押下します。

本機は自宅サーバーです。企業用の業務用ではありません(笑)

 

・「Confirm Install」とインストール確認が出るので、「F11」キーを押下します。

 

・OSインストールが開始されるので、終わるまでひたすら待ちます。

 

・「Installation Complete」画面が出るので、Enterキーを押下し再起動します。

 

・再起動中の遷移状態

 

 

 

 

・「ESXi 7」が起動してきたら、OSインストール完了です。

 


New

 Password6.OS設定

VMWare ESXi 7.0 基本設定

・サーバ電源を入れる

バッチ流す前の基本設定を行っていきます。

まずは、電源をいれます。

PRIMERGY_PowerCLI_22.jpg

 

・ログインする

「F2」キーを押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_23.jpg

 

・パスワード入力する

パスワードを入力し「Enter」キーを押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_24.jpg

 

・初期パスワード変更する

初期パスワードを変更する場合は、

「Configure Password」を選択し「Enter」キーを押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_25.jpg

 

・初期パスワード変更する

「Old Passwod」:変更前のパスワード入力

※「Reset System Configuration」を行っている場合は空にする

「New Password」:新しいパスワードを入力

「Confirm Password」:確認用にもう一度入力

PRIMERGY_PowerCLI_26.jpg

 

・「Configure Keyboard」設定する

「Japanese」を選択し「Enter」キーを押下します。

※「Reset System Configuration」を行っている場合に再設定します。

PRIMERGY_PowerCLI_27.jpg

 

・「Troubleshooting Options」設定する

PRIMERGY_PowerCLI_28.jpg

 

・「Enable ESXi Shell」を有効にする

「Enter」キーを押下し、「ESXi Shell is Enabled」へ変更します。

PRIMERGY_PowerCLI_30.jpg

 

・「Enable SSH」を有効にする

「Enter」キーを押下し、「SSH is Enabled」へ変更します。

PRIMERGY_PowerCLI_32.jpg

 

・「Configure Management Network」の設定をする

「Configure Management Network」を押下し、

以下の設定を行っていきます。

・Management(kvm)ポートの有効化

・VLANの設定

・IPv4の割り当て

・IPv6の無効化

PRIMERGY_PowerCLI_33.jpg

 

・Management(kvm)ポートの有効化

「Network Adapters」を押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_34.jpg

 

・「vmnicX」にチェックを入れます。

「vmnicX」選択後「Enter」キーを押下します。

※画像では vmnic0 を使用しています。

PRIMERGY_PowerCLI_35.jpg

 

・「VLAN(option)」を設定する

※スイッチ側で trunk の設定をしている場合は、

設定に合わせVLANを割り当ててください。

PRIMERGY_PowerCLI_36.jpg

・「VLAN ID」にスイッチと同じ設定をいれる

「VLAN ID」入力後「Enter」キーを押下します。

※スイッチ側にtrunc設定を行っていない場合は、

設定値を入れないでください。

PRIMERGY_PowerCLI_37.jpg

 

・「IPv4 Configuration」の設定をする

PRIMERGY_PowerCLI_38.jpg

・「IPv4」の設定をする

「Set static IPv4 address and network configuration 」を選択します。

「IPv4 Address」:IPv4アドレスをいれます。

「Subnet Mask」:サブネットマスクを入れます。

「Default Gateway」:デフォルトゲートウェイを入れます。

上記入力後「Enter」キーを押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_39.jpg

 

・「IPv6 Configuration」を無効化する

PRIMERGY_PowerCLI_40.jpg

 

・「IPv6」を無効化する

「Disable IPv6(restart required)」を選択し「Enter」キーを押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_41.jpg

 

・「Configuration Management Network」からぬける

「ESC」キーを押下し、ネットワークの設定を完了します。

PRIMERGY_PowerCLI_42.jpg

 

・「再起動」を行う

「ESC」キーを押下後、「Configure Management Network:Confirm」と

表示されるので「Y」キーを押下し、OS再起動します。

PRIMERGY_PowerCLI_44.jpg

 

以下、再起動中の遷移状況

PRIMERGY_PowerCLI_45.jpg

 

・起動確認

以下のESXi 画面が表示されたら再起動完了です。

PRIMERGY_PowerCLI_46.jpg

 

PowerCLI準備

 

PowerCLIの機能を使いESXiの設定を行っていくため、環境準備をします。

なお、環境はWindows 10 Pro 20H2で実施しています。

また、バッチの実行場所は下記フォルダになります

「C:\Users\Public\Documents\VMWare」

 

・「PowerShell」起動

「PowerShell」アイコンを右クリックし、

「管理者として実行」します。

PRIMERGY_PowerCLI_1.jpg

 

・「管理者」確認

ウィンドウ左上に「管理者:Windows PowerShell」と表示されます。

PRIMERGY_PowerCLI_2.jpg

 

・「PowerCLI」モジュールをインストール

・「Install-Module VMware.PowerCLI」と入力し、「Enter」キーを押下します。

・「~インポートしますか?」と表示されるので、

「Y」と入力し、「Enter」キーを押下します。

PRIMERGY_PowerCLI_4.jpg

 

・「インストール」状況

インストールが始まると以下のような画面になります。

※ネットワークが外部に接続できない場合はエラーが返ってきます。

その場合は管理者に問い合わせてください。

PRIMERGY_PowerCLI_5.jpg

 

・「インストール」確認

「Get-Module VMware* -ListAvailable」を入力し、「Enter」キーを押下します。

正常にインストールができていれば、以下のような結果が表示されます。

PRIMERGY_PowerCLI_6.jpg

 

・「PowerCLI」ショートカット作成

「スタート」から「Windows PowerShell」アイコンを選択し、

デスクトップにドラッグアンドドロップします。

PRIMERGY_PowerCLI_7.jpg

 

・「Windows PowerShell」ショートカット設定変更

「Windows PowerShell」アイコンを右クリックし、

「プロパティ」をクリックします。

PRIMERGY_PowerCLI_8.jpg

 

・「全般」タブを選択しショートカット名を変更する

赤枠箇所を「VM PowerCLI」と名前を変更する。

PRIMERGY_PowerCLI_10.jpg

 

・「ショートカット」タブを選択しリンク先にオプションを入れる

「リンク先」の末尾にオプション「 -noe -c “Import-Module VMware.PowerCLI”」と

入力し「OK」ボタンをクリックします。

PRIMERGY_PowerCLI_11.jpg

 

・「ショートカット」キー名の確認

ショートカットキーが「VM PowerCLI」となっていることを確認します。

PRIMERGY_PowerCLI_12.jpg

 

・「Windows PowerShell」実行ポリシー変更する

1.「Get-ExecutionPolicy」と入力し「Enter」キーを押下します。

結果が「Restricted」となっている場合は以下を実施します。

2.「Set-ExecutionPolicy RemoteSigned」と入力し「Enter」キーを押下します。

3.「実行ポリシーを変更しますか?」と表示されるので「Y」と入力し

「Enter」キーを押下します。

4.「Get-ExecutionPolicy」と入力し「Enter」キーを押下します。

結果が「RemoteSigned」となっていれば完了です。

PRIMERGY_PowerCLI_14.jpg

 

・「ESXi」接続確認

Webブラウザを起動し、Manegement IPAddress を入力し、

ESXiへ接続できることを確認します。

PowerCLI_batch_8.jpg

 

・「PowerCLI」接続確認

1.接続確認でエラー

「Connect-VIServer -Server ”ESXi IP” -User root -Password "rootパスワード"」と入力し、

「Enter」キーを押下したところErrorが出ました。

接続方法が変わったようです。

2.オプションに「-Force」を入れてError回避

「Connect-VIServer -Server ”ESXi IP” -User root -Password "rootパスワード" -Force」と

入力し「Enter」キーを押下し、サーバ情報が返ってくることを確認します。

3.切断する

「disconnect-viserver -server "ESXi IP"」と入力し、「Enter」キーを押下します。

4.「この操作を実行しますか?」と表示されるので「Y」と入力し、

「Enter」キーを押下します。

エラーが出なければ接続確認完了です。

PRIMERGY_PowerCLI_58.jpg

 

 

PowerCLI バッチ処理

・バッチファイル

 

バッチ実行前に「esxi_setup.ps1」の以下の個所を、ご自分の環境に合わせ、

設定を行ってください。

バッチファイル内の「設定ここから」「設定ここまで」を記入すれば、

設定を行います。

Network 関連を操作したい場合は、適宜コマンドを修正ください。

 

esxi_setup.zip

 

・バッチ実行

1.「PowerCLI」を管理者で起動します。

2.「C:\Users\Public\Documents\VMWare」へ移動します。

cd C:\Users\Public\Documents\VMWare

3.「esxi_setup.ps1」を実行します。

4.「開始案内」が表示されるので「Y」を入力し「Enter」キーを押下します。

※最初の1度目は下記のように警告が出ます。

PowerCLI_batch_41.jpg

 

・ログインする

「F12」キーを押下します。

PowerCLI_batch_2.jpg

 

・パスワード入力する

パスワードを入力し「Enter」キーを押下します。

PowerCLI_batch_3.jpg

 

・再起動

「F11」を押下し、再起動します。

PowerCLI_batch_4.jpg

 

・以下再起動中の遷移状況

PowerCLI_batch_5.jpg

 

・起動確認

以下のESXi 画面が表示されたら再起動完了です。

PowerCLI_batch_7.jpg

 

ESXi 7.0 設定確認

・設定確認

Webブラウザを起動し、rootでログインします。

PowerCLI_batch_8.jpg

 

・「VMware Host Client の品質向上協力」

特に問題なければ「OK」ボタンをクリックします。

PowerCLI_batch_9.jpg

 

・詳細設定を確認

「ホスト」-「システム」タブ-「詳細設定」の順に進み、検索を行いながら、

設定値の確認を行っていきます。

PowerCLI_batch_10.jpg

 

・「NTP」確認

「ホスト」-「システム」タブ-「日付と時刻」の順に進み、以下を確認します。

・NTPサービスステータス:実行中

・NTPサーバ:設定値が反映されていること

PowerCLI_batch_12.jpg

 

・「サービス」確認

「ホスト」-「サービス」タブの順に進み、

バッチで起動/停止したサービスを確認します。

PowerCLI_batch_13.jpg

 

・「ユーザ」確認

「ホスト」-「セキュリティとユーザー」タブ-「ユーザー」の順に進み、以下を確認します。

・ユーザ名:意図したユーザで作成されている

PowerCLI_batch_14.jpg

 

・「ポートグループ」確認

バッチで設定したポートグループの設定を確認します。

・ポートグループ名:意図した名前で作成されている

・VLAN ID:意図したVLANがポートグループに割り当てられている

・vSwitch:意図したポートグループに割り当てられている

PowerCLI_batch_15.jpg

 

・「ユーザ」確認

ユーザ名に意図したユーザが、作成されている

PowerCLI_batch_19.jpg

 

・「ポートグループ」詳細確認

ポートグループを選択し、「編集」をクリックして設定確認を行います。

設定を行ったポートグループ分確認を実施します。

以下の項目が意図した設定値となっていることを確認してください。

・名前:

・VLAN:

・仮想スイッチ:

・セキュリティ:

・無差別モード:

・MACアドレス変更

・偽装転送

・NICチーミング

・ロードバランシング

・ネットワークのフェイルオーバー検出

・スイッチへの通知

・フェイルバック

・フェイルオーバー順序のオーバーライド

・フェイルオーバーの順序

PowerCLI_batch_20.jpg

 

PowerCLI_batch_21.jpg

 

PowerCLI_batch_22.jpg

 

・「仮想スイッチ」詳細確認

以下の項目が意図した設定値となっていることを確認してください。

・名前

・ポートグループ

・アップリンク

PowerCLI_batch_27.jpg

 

・「仮想スイッチ」詳細確認

ポートグループを選択し、「編集」をクリックして設定確認を行います。

設定を行ったポートグループ分確認を実施します。

以下の項目が意図した設定値となっていることを確認してください。

・MTU:

・アップリンク:(vmnicX)

・リンクモードの検出:

・モード:

・プロトコル

・セキュリティ:

・無差別モード:

・MACアドレス変更

・偽装転送

・NICチーミング

・ロードバランシング

・ネットワークのフェイルオーバー検出

・スイッチへの通知

・フェイルバック

・フェイルオーバー順序のオーバーライド

・フェイルオーバーの順序

PowerCLI_batch_29.jpg

 

PowerCLI_batch_30.jpg

 

・「物理 NIC」確認

以下の項目が意図した設定値となっていることを確認してください。

・名前

・ドライバ

・リンク速度

PowerCLI_batch_33.jpg

 

・「vmkernel」確認

以下の項目が意図した設定値となっていることを確認してください。

・名前

・ポートグループ

・サービス

・IPv4アドレス

・IPv6アドレス

PowerCLI_batch_34.jpg

 

・「vmkernel」詳細確認

vmkernelを選択し、「編集」をクリックして設定確認を行います。

以下の項目が意図した設定値となっていることを確認してください。

・ポートグループ:

・MTU:

・IPバージョン:

・IPv4 設定:

・構成:

・アドレス:

・サブネットマスク

・TCP/IPスタック:

・サービス:

PowerCLI_batch_36.jpg

 

・「ファイアウォール ルール」確認

名前欄のサービス名をクリックして設定確認を行います。

・名前:

・キー:

・入力ポート:

・出力ポート:

・プロトコル:

・サービス:

・デーモン:

PowerCLI_batch_38.jpg

 

・「ホスト」設定確認

ESXiホストの設定確認を行います。

・ホスト名:

・ドメイン:(ホスト名の後ろについてます)

・IPアドレス:

・DNSサーバ

・デフォルトゲートウェイ

・IPv6対応

PowerCLI_batch_39.jpg

 

PowerCLI_batch_40.jpg

 

これにてバッチでの確認は完了となります。

バッチではデータストアの作成等は行っていないため、

作成の必要がある場合は、適宜バッチに入れるか、

ホスト側からの作成を行ってください。

 

おまけ:

以下確認用のバッチとなります。

esxi_check.zip

 

利用方法:

1.PowerCLIを「管理者」で起動します。

2.「cd C:\Users\Public\Documents\VMWare」とし、フォルダを移動します。

3.バッチ内のログインとパスワードを設定します。

4.バッチを実行します。

PS C:\Users\Public\Documents\VMWare> .\esxi_check.ps1 IPAddress

5.ログを確認します。

以下にログが配置されてます。

C:\Users\Public\Documents\VMWare\CheckLog

6.ログに出力される項目

ログファイル内に項目が記載されているので、

実施後に参考ください。

 

おまけは以上です。

 

 


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